広瀬クリニック
医療法人 陽成会グループ

お知らせ

CT装置について

 
この度当院に導入された東芝製64列CT「Aquilion CXL」を使用して、この機器の性能に驚きました。まず、1回転の撮影が最速0.5秒で撮影可能になったことに加えて、1回転で128枚の画像が収集できることにより、撮影時間(検査時間)が非常に早く、患者様の負担が軽減されております。従来の腹部CTですと最速でも25秒前後(身長160cmの方の場合)でしたが、今回導入した新型CTでは、わずか8秒ほどと、約3分の1の時間になっています。
 
腹部の検査では撮影中は息を止めてもらいますが、8秒ほどの息止め時間で済むので、従来のCT検査よりも検査時間が早くなって楽になったとの評価をいただいております。
また、検査時間だけではなく、画像を最小0.5mm間隔で表示することができ、従来の機器よりもさらに微細な骨折や腫瘍などもより鮮明な画像で表示することができ、診断能力が大幅に向上しました。さらに、撮影したデータを再構成することにより、患者様にもわかりやすい画像を表示することが可能となりました。
従来の同クラスのCTよりも放射線の量を抑え、患者様への被曝量を最小限として、安心して検査を受けていただけると思います。
 

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